| 銀行から外貨を買ったり、または外貨を売ったりする際には、TTSとTTBという2つのレートがありますので注意して下さい。ややこしそうに感じるかも知れませんがそんなことはありません。
外貨に換えるときにはTTSのレートが、外貨から円に戻す時にはTTBのレートが使われると覚えましょう。
銀行から見て、客に対して外貨を売る(Sell)と買う(Buy)なのでそれぞれTTSとTTBとなります。この2つの間にTTMと呼ばれる価格があり、これは金融機関の取引市場(インターバンク市場)での価格です。
TTMに手数料分を足したり引いたりしてTTSとTTBになり、この為替手数料(TTMとTTS,TTBの差)が銀行の利益となります。
この為替手数料は通常、片道○円とか往復○円というように言われ、銀行やどの通貨を取引するかによって違いがあります。この為替手数料分は最低でも為替が動かないと損をすることになります。
これは外貨預金等をする際にはとても大切なポイントになります。
例で見てみましょう。 往復2円の手数料の銀行でTTM100円の時に米ドルを10万円分買ったとします。銀行から外貨を買うときのTTSレートは101円(100円+片道1円)で約990ドル (100,000円/101円)になります。その後101円になった時に円に戻すとすると、TTBは100円(101円-片道1円)になりますので、円に換算すると99,000円 (990ドルx100円)になります。おっと、1,000円減っています。
どうですか?円安になってから円に戻したはずなのに、元金よりも少なくなっていますね。これで往復の為替手数料が大切な事がお分かりになると思います。このケースでは2円円安になって収支はトントン、それよりも円安に動いてようやく利益が出ます。
金利が高い通貨は一見するととてもお得そうですが、その分為替手数料も高めなのでご注意下さい。
銀行の広告などで、外貨定期預金の高い金利が前面に出されているものがありますが(例えば、豪ドル6%!、など)、為替手数料が高いと解約時に為替が動いていないと、せっかく利息をもらってもそれよりもマイナスになってしまう事もあります。そういう点も考慮に入れて、どの商品で運用するかを決めると良いと思います。
ご参考までに、こちらに外貨定期預金金利の比較一覧を作りました。
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